そけいヘルニアって?
先週保健所からの連絡で、11才のチワワの女の子を会で保護する事になりました。
その飼主は両親と3人暮らしの若い女性。
今住んでいる家を売って明日アパートに引っ越すのでもう飼えない、とのこと。
保健所からの条件で、狂犬病予防注射とワクチン接種&健康診断のため病院へ行った飼主と待ち合い室で合流。
飼い主さんに抱かれたチワワのももちゃん、可愛い![]()
ところがビックリ
問題発生。
両足の間に大きなこぶ
これはいったい何![]()
私は思わず「何これ腫瘍?」と叫んでいましたが、
飼い主さん、あわてず落ち着いて「そけいヘルニア」と答えました。
・・・知っていてこんな状態で今まで放っておくなんて![]()
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今まで病院に行ったことがない
と話していた飼い主さん、
さすがにこれだけは心配だったのでしょう。
飼主は数年前に病院で診断を受け、外科手術が必要だと認識していました。
「しかしももちゃんが痛がらないし、普通に食べて普通に出すし、普通に走るし」
「こぶも今日はこんなに大きいけれど、普通はもっと小さい」
「もちろんお金があれば手術受けさせてたけど、まとまったお金もないし、、、」
と、言い訳のオンパレード。
病院の先生も飼主の態度にあきれて
「このままでは譲渡できないよ、手術しないと」 と言い放ちました。
さあて困ったどうしたらいいの?こんな話聞いてないよ!!
可哀想にこのままじゃ譲渡できないし、
もう夕方6時、このまま一時預かりさん宅へ行く予定だったのに
このまま会で預かれば治療費は、成り行きで会で負担する事になり兼ねない。
しかしもちろんそんな経済的余裕は会にない。
飼主に言いました。
「こんな状態のももちゃんを貰ってくれる人がいると思う?」
「毎月千円でも貯金してれば、手術費用は出来たはずでしょ」
「足りない分は会で出すから、ももちゃんの未来の為にいくらなら出せる?」
・・・都合が悪くなると無反応でだんまり作戦 ![]()
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「そけいヘルニアの話は聞いてない!この状態では預かれない」
と飼主に突き返せばよかったのかもしれません。
大人しいチワワ1匹くらいアパートで隠れて飼うこと出来たでしょう。
でもいまさら、ここまで来て出来ませんでした。
これが正しいのかどうか判らないまま、仕方なく一時預かりのOさん宅へ。
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いつもワンコの一時預かりをしてくれるOさん、とても愛情深い方です。
去年から数えて、ももちゃんで既に5匹目の預かりっ子です。
歓迎して出てきた先住犬ヨーキーのビビちゃん、
そして保護犬だったチワワのクリちゃん、ももちゃんとそっくり![]()
仲良くやっていけるかな?
ももちゃん、なかなか飼い主さんから離れません。
こんな飼主でも、ももちゃんにとっては一番大好きな人。
11年もの間この飼主だけをみつめ信じ、頼って生きてきた。
どんなに心細いことか、どんなに不安だろうことか
。。。
ももちゃん、飼主と別れて一週間たった昨日、無事手術がすみました。
もっともっと素晴らしい新しい飼主が見つかることを信じています。
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